会社員時代と起業独立後のコミュニケーションの違い！

会社員を辞めて最初に味わった挫折は、今も忘れられません。

独立する前の僕は、京都の大手メーカーに勤めていて、入社した2011年から退社する2015年まで、それなりに実績を積み上げていたつもりでした。

入社１年目で大手家電メーカーの商品開発に携わり、２年目には11名の部下育成も担当させてもらい、退社するまでには数千万円規模の商品開発も担当していました。

そこそこ業績も上げていたので、上司に意見もしたし、飲み会では同期や後輩の相談にも乗っていました。

人から認められている自信はあったので、独立しても仲の良い同期や後輩は応援してくれるだろうと期待していました。

そして実際に独立して最初の年、2016年の夏。僕はコミュジムの前身となる教室を大阪の淡路にオープンしました。

「きっと、飲み会で相談に乗った人たちなら喜んで来てくれるだろう！」

そう思って何人かに教室をオープンした連絡をしました。

「どんなことしてるんですか？」「詳しく教えてください！」

そんな反応が返ってくると期待していたのですが、元同僚からの連絡は意外にそっけないものでした。

「行けたらいきますね」「仕事が忙しくてごめんなさい」まったく返信がない人もいました。

会社員時代の5年間で、僕はかなり深い人間関係を 築いていたつもりでいました。

でも実際にその時に痛感させられたのは『肩書きがある上でのコミュニケーション』しかできていなかったということでした。

独立して最初の不安定な時期こそ、仲間に応援してもらえると思っていたのですが、誰も教室に来てくれませんでした。

その時に危機感を覚えて真剣に人間関係と向き合ったからこそ、今があるわけですが当時のショックはあまりにも大きかったです。

組織の中にいた時は人間関係に何も困らなかったのに、いざ独立して一人になるとコミュニケーションが全然通用しません。

本当のコミュニケーション力というのは、そういう時に試されるんだと痛感しました。

今日は僕の会社員時代からの変化についてお話させていただきました。

きっとコミュニケーションに課題を感じている人は、僕と似た経験をどこかでしてきたかもしれません。

世間とのギャップに悩む人ほど人間関係に難しさを感じるはずです。

だからこそ、僕はそんな人たちと一緒に 本当に必要なコミュニケーションを学び合いたいと思いました。

GWが過ぎると新年度の生活も落ち着いてくると思います。その時に良い人間関係を築いていけるように、一緒に学んでいきましょう。


【Communication Gym】では、コミュニケーションのトレーニング環境をご準備しております。

“自分に合った練習方法”、“安心して挑戦できる雰囲気”、“似た悩みを抱える人との繋がり”にご興味あれば、ゆっくりとお話を聴かせてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。